兄弟喧嘩
兄弟がいれば必ず兄弟喧嘩が起こります。
兄弟は最初の他人というように、子供たちは兄弟を通して自分とは違う人間との関わり方を学びます。
つまり兄弟喧嘩は、成長に必要な過程なのです。
では兄弟喧嘩が起こった時、親としてどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
見守る
基本的に、兄弟喧嘩は本人たちで解決させることをお勧めします。
先ほども述べたように、子供は兄弟と喧嘩をすることで他人との関わり方を学びます。
自分たちで始めた喧嘩をどのようにして解決し収めるのか、そこまでが兄弟喧嘩の意味です。
ただし、怪我をするような激しい喧嘩に発展した場合や、周囲の人に迷惑をかけるような喧嘩になる場合は喧嘩をとめてあげると良いでしょう。
話を聞く
見守ると言っても、ただ単に放置することではありません。
子供から話が聞ける状況であれば、原因を尋ねるようにするとよいでしょう。
兄弟喧嘩はそれぞれ主張があり、その主張が受け入れられないことで起こります。
原因を人に話すことで、子供本人が「自分は何をどうしたいのか」ということが改めてわかるため、解決するにはどうしたら良いかについてスムーズに考えることが出来るようになります。
偏った仲裁をしない
「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんに譲りなさい」「女の子を叩いちゃダメ」など、年齢や性別を理由にした偏った仲裁はあまりお勧めしません。
このような仲裁は喧嘩の原因が解決出来ないばかりか、子供からしてみれば全く不条理な理由で一方的に悪者にされたと感じてしまいます。
どうしても言わざるを得ない時にはきちんと、なぜ年上だから我慢せねばいけないのか、なぜ叩いてはいけないのかを説明するようにすれば、子供は「このような状況ではこうしてはいけない」と学習することが出来ます。
参考
2016/04/07 更新
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